診療案内(インプラント)

インプラント

当院で使用しているインプラントの特徴

現代のインプラントは日毎に進化しています。
種類も様々です。
素材として主流になっているのはチタンですが、当院で使用しているインプラントは、骨と結合しやすいハイドロキシアパタイトの特性を利用して、チタンだけのインプラントに比べて癒合までの期間を短縮し、かつ骨との結合をより強固にするため、インプラント体の骨にうめる部分・歯根部にHA(ハイドロキシアパタイト)をコーティングしたものです。
また、歯肉に当たる部分・支台部に“歯肉接着生体高親和性処理”を施すことで、歯肉との親和性を高め感染の危険性を最小限にする工夫も施してあります。

このインプラントを選んでいる理由

このインプラントを採用している理由はまとめると3つです。

  1. 医学的見地からみて、優れていた。強固な骨との結合が比較的早く得られる。当院で治療してきた実感です。予後も良好です。さらに、1ピース1回法(義歯の場合は2回)が可能なので、手術が1回ですみ、患者さんへの負担が少ない。さらに、低顎堤や上顎洞底までの距離が短い症例でも植立が可能です。
  2. 日本のメーカー製で日本で製造しているので、スウェーデンのメーカー製より安い価格で提供できる。スウェーデンのインプラントの品質もすばらしいと思います。ご希望であれば使用いたします。しかし、日本製も遜色ないと思います。
  3. 国産であるため、製造工場まで明らか。 このインプラントの製造工場では所沢にあり、厚生労働省の医療機器品質管理基準であるGMP(Good Manufacturing Practice)基準をクリアしています。製造販売後安全管理基準(GVP)、製造販売品質保証基準(GQP)にも対応しているとのことです。
非常に安いインプラントが流通していますが、それらは国産品ではありません。品質に関しては使ったことがありませんのでなんとも申し上げられませんが、 当院では安心感がある国産品のみを使っています。それらは、すべて個別に番号がつけられ、当院でもカルテに書きこみ管理しております。 (画像:AQBImplant system 実験データより)

インプラントにかかる費用

基本の手術(税込)

インプラント(手術料+インプラント) 220,000円
上部構造 88,000円

特別な手術・検査が必要とされる場合(税込)

CT 22,000円
上顎洞底挙上手術 231,000円
ソケットリフト 110,000円
骨造成手術 33,000円
他院にて手術したインプラントの取り外し 保険適応
腸骨移植(提携病院にて) 440,000円~

インプラントの治療の流れ(1回法の場合)

  • Flow01

    カウンセリング

    治療に関してのカウンセリングを行います。
    インプラントとインプラント以外での治療法とそれぞれの予算をご説明します。
    簡単に申し上げますと、虫歯の削り取りかたにも色々あって、その削り方のテクニックを身につけると、削る量が少なくてすむことがあります。そういう手法を勉強しましたので、治療に当然とりいれていますし、これからも勉強を続けたいと思っています。
  • Flow02

    インプラントの診療・診断・治療計画の説明

    インプラントを埋め込む箇所と口腔内の骨の状態、歯肉の状態、噛み合せの診察を行います。 レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯形や噛み合せの採得等を行い、口腔内全体での治療計画を立て、十分に患者さんと話し合いをします。3DCTが必要と判断された場合は、提携病院でさらに詳しいCTをとります。
  • Flow03

    術前処置

    必要な場合、歯周病、カリエス治療、不良な冠の除去等を行い、衛生状態を良好にし、噛み合せを整えるための準備をします。
  • Flow04

    インプラント植立手術【手術が1回ですみます】

    診断計画に従い、インプラントの歯根になる部分を埋入します。(手術時間は平均1本45分程度です)
    前歯など外観が気になる部位には、ここで仮歯を入れる場合があります。
  • Flow05

    手術後の確認【翌日】

    手術部位の確認
  • Flow06

    抜糸【1週間後】

    翌日、手術部位の確認を行います。
  • Flow07

    治療期間【2か月~3か月】

    患者さんの状態により、2ヵ月程度の治癒期間(インプラントが骨癒合する期間)を設定します。骨の状態によっては、3か月~半年程度かかる場合もあります。
    手術後1週間程度で抜糸し、仮歯を入れます。歯肉の状態と噛み合せの状態をチェックし、修正し、全体のバランスを整えます。
  • Flow08

    最終的な装着歯の作製と装着【2か月~3か月後】

    全体の噛み合せを整え、表面の色をチェックしながら最終的な装着歯を被せます。
  • Flow09

    定期健診、メンテナンス【半年~1年に一回】

    最終的な装着歯を被せても、未だインプラント治療は完成ではありません。 インプラントを長持ちさせるために、メンテナンスを開始します。 歯科医師の指導に従い、患者さん自身で口腔内を清潔に保つこと(プラークコントロール)が大切になります。 また、定期健診(1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、半年後)で噛み合せのチェック、骨の検査、被せた歯の緩み等の検査をします。
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