ホワイトニングで最も大切なのは、着色の原因にあったホワイトニングの方法を選ぶことです。市販のホワイトニング剤を自己流で試して白くならず来院される患者さんの殆どが、原因にあった薬剤と方法を選択していないことです。
歯の着色の多くの原因は、神経を抜いた歯の血液循環が失われたことによるものです。その場合、いくら研磨剤入りのホワイトニング歯磨剤を使用しても白くするのは難しく、白くなったとしても元に戻るのが早くなります。
また、着色だと思っていたものが根管からの微量な出血であることもあります。 この場合は根管治療が必要になります。
歯の着色だと思っていたものが、ただの汚れで、ホワイトニングをしなくてもクリーニングだけで、1日で落ちてしまう場合もあります。これはタバコを吸われる方に多いケースです。先天性の着色の場合は歯の内部まで着色があるので、それにあった薬剤を使用します。